皆様と初めてお目にかかります、「日本グライダー史保存協会」と「日本滑空史保存協会」を運営致します河辺新一と申します。私と日本滑空界のお付き合いは私が物心がついたころから始まっており、古の滑空士の方々の姿を身近で味わってきた匂いが身に染みております。しかし滑空の世界があまりにも狭い世界で、残念ながらこの素晴らしい風を皆様が味わっておられないことが今回のウエブ公開につながりました。
滑空機、つまりグライダーの全盛期は日本の帝国時代に始まりまたそこでおわってきます。1945年日本敗戦後の活動は一気に西洋式と言うか米国式活動にながれていくので、滑空界も様子が一変します。そこで今回このフエニックスを書くに至り、巻頭言となるページにどなたを推薦するかは大きな問題でした。責任者河辺は福岡県糸島で著名な歴史随筆家でありインスタグラムの活動家、うざかい・いとしま氏にお願いしたところです。
うざかい氏の難しく簡潔なお話は、各ページに入っていかれるとその「意味」「持ち味」「何を継承」などが自然と見えていくはずです。日本人ってすごい。ここに行きつきましょう。